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『Doctor Who』Series 8 #1 "Deep Breath"

俺氏、待ち侘びたドクター・フー初回放送を華麗に寝坊して生放送スルーの巻

だって!普段のうるさい目覚まし今無いんだもの!携帯のアラームなんぞで起きられるか!
あと親知らず抜いたばっかりで疲れが溜まってるもんで…
ああーでも悔しい。起きたら6時だった…あと2時間早ければ…


てな訳で後追い視聴で見ました。字幕付きなので生放送よりは理解出来た気がする。
Into Darknessっていう煽りの通り、今までのスペクタクルな冒険よりはちょっぴり暗めの初回だったかなあ。
勿論悪いエイリアンとの対峙もあったけど、その後の展開も何だか新鮮。


以下あらすじとネタバレ感想を畳んでおきます。
















あらすじ

ヴィクトリア朝のロンドン。警部に呼び出されたマダム・ヴァストラとその妻ジェニー、執事のストラックスはテムズ川に突如現れた恐竜についての情報を訊かれる。
恐竜が喉に物を詰まらせているのではないか、と気付いたヴァストラの目の前で恐竜は青いポリスボックスを吐き出す。ターディスかどうかを確認するため扉をノックしたストラックスに対し、ターディスの扉を小さく開け「静かに!」と短く言い放つのは初老の男だった。



男は再生したばかりのドクターだった。どこかで恐竜と出会った彼は追いかけっこをし、ターディスを飲み込まれそのまま一緒にヴィクトリア時代に来てしまっていた。
更に再生直後のため記憶が混乱しており、クララの外見すら分からず恐竜の『彼女』とも大声で会話し、興奮して喋り続け唐突に卒倒する。

ヴァストラたちの屋敷の寝室にドクターを寝かせるも、起きた彼は「何故ベッドしか無いんだこの部屋は!?」と細かいことに怒り続ける。ヴァストラの協力で何とか彼を寝かしつけると、クララはようやく自分の不安を口に出す。
「彼は誰なの?」「私の知っていた彼は?」「どうして歳を取ってしまったの?」
更に眠りについたドクターは恐竜の言葉を翻訳した寝言を言う。「私は一人ぼっち」

困惑するクララを見抜くようにヴァストラは彼女を遠回りだが納得させようとする。物事の本質を見させるためにヴァストラは外出・時代上正体を知られない用のヴェールを被り、クララからドクター再生時の話を訊く。
「彼はあなたの彼氏じゃないのよ」
「私は彼を彼氏だと思ったことはない!」
若い外見だった11thに対して抱いていた感情を言語化され不愉快になるクララ。
「前のドクターはあんなに若かったのに」
「彼は外見と違って老人よ。知っていたでしょう?」
再生にまだクララは対応出来ていない。
「どうして前の彼が若い見た目だったと思う?受け入れられるためよ」



一方寝室で目覚めたドクターは部屋中を嗅ぎ回り、チョークで計算式を床や壁に書き殴る。そして窓から恐竜の姿を見るが、『彼女』は突然発火し焼け死んでしまう。
慌てて窓から飛び出し馬に乗ってテムズ川に向かうドクターとその後を追いかけたクララたちは、全員燃える恐竜に釘付けの中何事もなかったかのように歩く男を川岸に見かける。そのまま川へドクターは飛び込み消息を絶つ。

ドクターはターディスのもとに戻ってくるという法則の元、ストラックスはターディスをヴァストラの屋敷へ運び込む。
屋敷に留まざるを得ないクララはドクターに置いてきぼりにされたのかもしれないという不安に苛まれる。

一方ドクターは街中でゴミ捨て場を漁っていた。偶然そこに行き会った浮浪者の男に「私の顔に見覚えがあるか」「コートを寄越せ」などと絡み続ける。未だ再生後の混乱の中に彼はいた。
そしてゴミの中にあった新聞記事の『人体発火現象 4件目発生』の見出しに気付く。

ヴァストラもほぼ同時に自然発火現象に気付いていた。ロンドンでは既に9件、突如人が炎に包まれる謎の事件が発生していた。これが恐竜を燃やしたものたちによる犯行だと推理。
そしてクララもドクターに関する情報を新聞記事から得ていた。求人広告に「インポッシブルガール、裏側でランチを」との記載を見つけたのだ。



その『裏側』のレストランに向かい座って待つクララの隣に、浮浪者から奪ったらしいコートを着たドクターがいつの間にか座っていた。
急に姿を消したドクターに対し怒るクララとドクターが口論する内に、お互い新聞記事の広告によってこのレストランに呼び出されたことに気付く。だがどちらも記事は掲載していない。では誰が?
またドクターは店内の人々がおかしいことにも気付く。呼吸音がしないのだ。そしてクララに「彼らを見ないで見るんだ」と言う。耳を澄ませると、『人々』からはゼンマイの音がするのだった。

逃げ出そうとするも『人々』に迫られ、椅子に固定されてしまいそのまま地下へ送られてしまう。何とかソニックスクリュードライバーで固定器具を外すが、そこには顔の半分からゼンマイ式の機械が露出したサイボーグ男を中心に、恐らく『人々』と同じであろう者たちが眠るように止まっていた。サイボーグ男の身体のパーツはバラバラの人体から取り外したようだ。
サイボーグ男を観察していたが彼が動き出しそうになり、2人は逃げ出す。だがあと一歩のところでクララはサイボーグ男のいる部屋に取り残されてしまう。ドクターにソニックスクリュードライバーで扉を上げるように言うが、ドクターは冷たく言い放つ。
「2人両方は追ってこないだろう」
「お願い、スクリュードライバーを貸して!」
「私にはこれが必要なんだ」
上がりかかっていた扉を締め、ドクターはクララを置いて行ってしまう。扉の前で泣き崩れるクララ。

だがレストラン内での「彼らは呼吸をしていない」というドクターの言葉から、クララは息を止めてサイボーグたちをやり過ごす。
そして部屋から抜け出すが、その先にも延々とサイボーグたちは立っていた。息を止めたまま必死にサイボーグの振りをしながら逃げるクララだが、遂に息を吸ってしまい気を失う。



元の部屋に連れて来られたクララはサイボーグ男に「もう一人の男はどこだ」と訊かれる。
最初は「彼の居場所を言わなければ殺す」と脅すが、「なら殺しなさい」と答えるクララにサイボーグ男はオウム返しで返しつつ少しずつ本当のことを話し始める。
彼らは恐竜がいた時代から地球にいるエイリアンたちで、不時着した船の修理のために生体パーツを奪っていたのだった。恐竜を燃やしたのは視神経を必要としたためである。
彼らの目的は『約束の地』へと向かうこと。だがそれが何なのかをサイボーグ男は言おうとはしないのだった。

再度ドクターの居場所を訊かれ、サイボーグ男がこれ以上の情報を出すことは無いと悟ったクララは死を覚悟する。だが最後の希望を抱いていた。
「私はドクターの居場所は知らない。でも彼がまだドクターだったら、彼なら必ず私の後ろにいてくれる」
だが後ろに伸ばした手を掴むものはいない。クララは震える。
「早く、やるなら早く」

その瞬間彼女の手はサイボーグの一人に掴まれる。彼が後頭部の皮を剥ぎ取ると出てきたのはドクターの顔。クララを囮にサイボーグたちの真意を知るためだった。
それを知り怒るクララだが、サイボーグ男が彼らを新聞記事を使って呼び出したのではないと分かり更に困惑する。だが状況を脱するため、ヴァストラ・ジェニー・ストラックスを呼び出す。
「「ジェロニモ!」」
一方サイボーグ男も他のサイボーグたちを呼び出す。数的には圧倒的に不利、更にサイボーグ男は『脱出ポッド』なるものへと逃げこむ。
「この船は数百万年も前のものよ!脱出ポッドが動くわけ無いでしょう!」というヴァストラに対し、「修理は済んでいる」と返すサイボーグ男。そして上階のレストラン部分が建物から外れ上に付いた気球の力で空を飛び出す。気球は人間の皮製だ。彼らが人間を殺していたのはこの意味も含んでいた。



レストランに戻るサイボーグ男に密かに着いていったドクターは上空のレストランで彼と対峙する。
「お前は箒だ。質問 - 箒の柄を取り替え穂先を取り替え、それを何度も何度も繰り返す。そんあ箒は最初のものと同じか?回答 - いいえ。そんなものはオリジナルなんかじゃない。お前はそれと同じだ。何度も何度も身体のパーツを取り替え、今じゃすっかり元の姿なんて思い出せないだろう」
彼が他のサイボーグの親玉であることから彼に機能停止することを求めるも、「我々は約束の地へと向かう」と頑として受け入れない。「約束の地なんてないんだ!」とドクター。
そしてロンドンの空へと繋がるレストランの扉を開き、そこから落ちて自死することをドクターは示唆する。勿論サイボーグ男は受け入れずドクターと揉み合いになる。

地下で戦うヴァストラたちもほぼ負けかけていた。そこでクララが全員に息を止めるよう指示する。途端にサイボーグたちの動きは止まる。
だがすぐに呼吸が持たなくなったジェニー、そしてストラックスが息をしてしまい再びサイボーグが始動、
したと思いきや全員が崩れ落ちた。親玉が機能を停止したのだ。

ロンドン上空、ビッグベンの先端に突き刺さるサイボーグ男。
それを見つめるドクターの視線は読み取れない。



再びターディスごと姿を消したドクターに対し、クララは半ば諦める様にヴァストラに対し仕事は無いかどうかを尋ねる。だが彼女は「彼は自分のことを一番良く知っている人を迎えに来るわ」とだけ言う。直後に響くターディスのエンジン音。

クララはデスクトップが少し変わったターディスへと戻る。ドクターは自分を受け入れられないならターディスを出てもいい、と現代のロンドンへと向かう。
外見と性格が変わったドクターに対し未だ恐怖を抱くクララはターディスを出る決心をするが、その時掛かって来た電話を受ける。

掛けてきたのは再生する前のドクター、11thだった。トレンザロウで再生する直前の彼がターディスから掛けてきていた。
「君は変わってしまった僕を怖がっていると思う。だけど、それ以上に彼も怖がっているんだ」
「彼は君を必要としている」
そうして再び11thからの別れを聞き、ドクター自身の気持ちを知り、クララはドクターをぎゅっと抱きしめる。
「私はハグをしていいような男じゃないよ」と困惑するドクターをクララはやっとドクターとして受け入れた。



どこかの庭園。そこでサイボーグ男は目覚める。
「ようこそ、よくやったわ!」
見知らぬ女性が彼の功績を褒め称えるが、サイボーグ男にはそれが何なのかが分からない。
「彼に落とされた?それとも自分の落ちたのかしら?彼ってたまにすっごく意地悪なの。まあ、私には優しいのだけれど。彼、私のことをとっても愛してるから」
そしてミッシーと名乗る女性は声高に言う。
「ここが約束の地よ!」





普段ならきゃー!かっこいい!って感じの初回ですが、今回はどこか穏やかな初回でしたね。勿論事件の規模はでかいし皮剥いだりと陰惨だけど。
そしてすっきりしない終わり方なのはドクター・フーらしくて良い!

新OPもかっこよかったー!
ファンメイドのやつをそのまま使ったよ!っていうファン冥利に尽きる話がニュースになってたけど、流石にそのまま使ってはなかったね。ファンメイドの方は12thの顔の出し方があんまり好きじゃなかったけどオフィシャルのほうは良かったから安心した。


今回のタイトル「深呼吸」。サイボーグへの対策でした。
でも「初回だよ、深呼吸して落ち着いてね!」みたいな意味も籠められてたんだろうな、ってのはBBC Oneアカウントとかのツイートでめっちゃ思いましたね。ずるいぞ。



さてさて、遂に12thお目見えです。評価的には
頭おかしいおじいちゃん…→怖いおじいちゃん…→可愛いおじいちゃん…
でした。つまり好きです。
ドクターは偏屈で分かりにくい方がそれらしいので良かったなーいいキャラしてるなーって。新シリーズドクターとのキャラ被りも無いし。

ただし今回の大きな違いは、遂に殺人を犯したのではないか?というポイントですね。
まあタイムウォーで殺してますけどあれはTDotDで無かったことに一応なっちゃってますし(でも記憶消えてるからいいのか)、『ドクター』という名前にした理由を遂に忘れたのか?と。
まあミッシーも言うとおりどっちだったかは分からないので何とも言えないけど、必要とあらば一線は越えられる危うさがあるというのは10thにも繋がる暴走癖かな。


ヴァストラ・ジェニーカップルはもー格好いいですな!
クララが強い子だってのを見てちょっと心がグラついたヴァストラに「ちょっと!私たち結婚してるでしょ!」って頬をふくらませるジェニーまじかわ。
ヴァストラが絵を描いてると思ったからポーズを取ってたのに実は自然発火現象について調べてましたー、って分かった時のはあ!?って顔したジェニーも良かったしあの服セクシーだった。普段ボーイッシュだしジェニー。
「ジェロニモ!」に合わせて降りてくるところもかっこよかったー、あれポールダンスっていうか何かそういうダンスであるよね?セクシー!
ストラックスが失敗して落ちてくるのも良かった。


クララの心の迷いを見ているのはやっぱりローズと重ねちゃう。
10th→11thは一人での再生だったから久々にコンパニオンと一緒での再生で、急に年取っちゃうはずっと興奮してるわ敵地に置いて行ってしまうわ二度も姿を消すわとクララが精神的に参ってしまうのも仕方がないというかドクター酷すぎ。
でもきっとローズの経験があったからドクターも学習したのかな、旅を止めてしまう直前に再生前の自分から電話を掛ける、というフォローをしてあげていた。
マットが電話経由でS8初回には出るよ、っていう話は知ってたから驚きは少なかったけど、まさか映像で出るとは思ってなかったからちょっとびっくり。てっきり音声だけかと…


あ、一番笑ったのはストラックスが投げた新聞が脳天直撃してぶっ倒れるクララでした。
一応!!!ヒロインっすよ!!!扱い!!考えてあげて!!!
ストラックスがクララを『少年』扱いするのってもしかしてボディラインがゲフンゲフン



残った謎リスト
・結局誰が新聞記事書いたの?…まあきっとミッシーでしょう
・The Bells of St Johnでクララにドクターの電話番号渡した女性って?…まあこれも(ry
・サイボーグたちの種族名は?…あとでtardis wiki見る

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