「グリーン・ホーネット」見ました。
MarvelとかDCだったっけ、と思ったらラジオドラマが原作らしい。
カトー万能すぎる。カプチーノ飲みたい!はっぱ!いいな!
武器を認識するときのあれ、絶対ゴーストリコンだと思う。カトーはトム・クランシーの世界から来た説。
個人的にはブリットみたいな性格のキャラクターが嫌いなので、途中で見るのを投げ出しそうになったけど、映像の面白さがそれに勝って最後まで無事に鑑賞できた。
ミシェル・ゴンドリーって本当凄い人。
あとジェイミー・ハリスという好みの俳優も見つけたので収穫的には良し。シャドウゲームのモリアーティの中の人の弟なのか、って思ったけど似てないと思う。
それとこの兄弟の父親が初代ダンブルドアってのにもびっくり。
次。「ソルト」見ました。
初っ端の拷問シーンで「うおー何だこのダイ・アナザー・デイ」と思ったのは秘密。
そして次に出てきたソルトの夫を見て「青い棘のギュンター…だと…」と驚き。なんか見覚えがあると思ったんだよ!あの色気のある雰囲気は変わらないなあ。
リーヴ・シュレイバーもいるし、非常にお得な映画ではあった。個人的に。
公開当時のCMの印象しかなくて、ソルトが本当に二重スパイなのかどうかを軸に展開するのかと思ったら、それは前半でさくっと終わって拍子抜け。
でもその後は誰を信じていいのか分からない展開で、新しいなと思った。
アクションは若干無理な部分もあったけど(エレベーターシャフトは流石に)、それでも血塗れになりながら戦うソルトはかっこよかった。顔をガードする女優っぽさがないのも良い。
まーでもリアリティのない話だな、ってのはあった。核ミサイルうんぬんっていまだに流行ってるけど。MIGP思い出しちゃった。
で次。「英国王のスピーチ」見ました。
コリン・ファースだしジェフリー・ラッシュだし、と見に行きたかったけど予定的に劇場に行けなかったので今更。
バーティほどではないけど人前で喋るのが苦手なので、冒頭のスピーチシーンはまるで自分を見ているような気分になって滝汗をかいた。
しかしジョージ5世がマイケル・ガンボンとは。TGでネタにされるイメージしかもうないですダンブルドア先生!
エドワード8世がガイ・ピアースなのはよかった。何か殴りたくなる顔をしている。でもウォリスは流石に酷く描きすぎていやしないかと。バーティもライオネルに対して見下す発言も多いし、いくら王族といえどもちょっと差別的だなあとは感じた。まー階級社会なのは知ってるけど。
何より大司教がヤナ教授とはね。初登場シーンで「マスターだあああ!!早く来てドクター、若返っちゃう!語尾に「チャン」を付ける彼女が殺されちゃう!」ってあわあわしていた。
イギリス映画だと誰かしらDW出演者がいるからすごく楽しい。
幼少期の葛藤を葛藤と思わずに生きてきたバーティが、ジョージ5世の死去を経てやっとライオネルに語りだすところは泣きそうになった。乳母からの虐待とか矯正器具とか、いろいろ抱えすぎて吃音になってしまったことなんて、今の時代なら本当逮捕者が出るレベル。
いい友達だよなあ。時に叱り、時に励まして。
面白かったのはライオネルの奥さんが早く帰ってきちゃって、エリザベス妃とバーティに遭遇するシーン。「まずは妃殿下。次は奥様でいいわ」「わ、わたくしはローグ夫人で結構です」の慌ててるところと言ったらww
そりゃあ帰宅したら即位したての王と妃がいたら対応に困るけども、やっと夫の話していた患者の正体が分かって混乱してるだろうなーってのがよく分かった。
あそこで息子たちも来てたらどうなったことやら。
私は実話系の映画に弱くて、「さあここで泣け!」ってシーンで無条件に泣けるほどなので、ラストで本当に涙が零れそうに。
後半の「私はただの海軍将校なんだ!王なんかじゃない!」って泣き崩れるバーティもやばかった。
大司教が二人を離そうとしても離れなかったぐらい、二人の友情は固かったんだなあ。
君主の友達が平民の生まれが他国の人間。ラノベか何かのようだわ。
凄くいい映画でした。やっぱり劇場行きゃよかったかな、と思ったけど映画館でボロ泣きする怪しい人になるのでやっぱり家でよかったかもしれない。
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