前回と同じOPなことに最初驚く。1話はOP無かったから、毎回変わるものかとてっきり
鳥の声とBGMのキンキンする感じが耳に来て不協和音で気持ち悪かった…あの曲作った人は不安感を煽る天才だわ
新しい証拠もマギーによって使い物にならず、結局フォイルは釈放に
大手を振って裁判所内を歩くフォイル。マギーはウィルと違って握手で別れた、から被害に合わなかったってことなのか。でも自分の飲んでる紅茶の銘柄当てられるのは気持ち悪すぎる…
裁判所内でフォイルを「ああつい手が滑った」と言わんばかりに腹パンしたダニー、気持ちは分かるがお前一応自分の職業を考えたほうがいいぞ
ダニーはウィルの忠犬なのかな?
しかしフォイルは鳥飼ってボルダリングして多趣味ねえ。というかだから力が強いのか、壁登れるんだもんな
一度やりましたけどあんなちっちゃい石掴んで身体なんか上に上がりませんって。私が重いだけだけど
ここから先の残り40分ぐらいはウィル・バートンのマジックショウでした。
"脱出の芸術家"の凄さを見せつけられた。
是非とも文字情報だけではなく、映像で見て欲しいです。謎を解き明かされる時の爽快感がたまりませんでした。
結果から言うと、
フォイルはカサガイアレルギーという珍しい体質であり、
アナキラフィシーショックに陥った場合にエピネフリンを投与するための注射器であるエピペンを携帯しており、
ウィルはそのことを秘密裏に調べ上げ、
ジェイミーと潮干狩りに行った際にカサガイをナイフで何度も掬い取り、
そのナイフでスコットランドの森のコテージに居たフォイルに切りつけ、
毒入りのエピペンを突き刺して止めを刺すと同時に電話で999に掛けて音源を残すことで情状酌量を図り、
不可抗力で起きた火事からもフォイルを救い、
一緒に救急車に乗った際に毒入りのエピペンを窓から捨て、
イングランドとスコットランドでは法律が違うために裁判を潜り抜け、
遺体さえあれば注射痕が普段の位置と違うことから毒の入った部位が分かりウィルの犯行であると断言できるというマギーに「既に火葬にした」と暗に教え、
ウィル・バートンは『妻を殺した男を殺すつもりだったが、寸前で救おうとしたものの救いきれなかった悲劇に見舞われた良き男』として無罪となった。
素晴らしき完全犯罪。無敗のマジシャンによる、使える全ての手を使い尽くした鮮やかな計画。
前回でウィルのいる高みに近付いたマギーですら覆せない程の計画でした。火葬が遅かったら分からなかったけども。その意味ではマギーの優秀さはやはり明白だった。
のどかにジェイミーと潮干狩りしてるのかー、とかエピペンを刺してウィルいい人だな…とか
この辺は大体50分ぐらいまでに描かれるんですが完璧にウィルはいい人。
この後残り10分でマギーが出てきて、その裏に隠されたウィルの策略を1つずつ解き明かしていく。
ここでぞわっとしました。本気で殺しに来てたバートン先生。
明らかにカタギじゃない連中にフォイルの情報を探らせてるんですが、つまりは今までそういうのを使って無敗を保ってきたということであって、もしかしたら殺すことにも躊躇は無かったのかなあということもチラリと考えてしまう。
A:真っ当な方法などある訳がない
イギリスの法律は知らないけども、もし可能ならウィルはまた弁護士に戻るんだろう。
今度はQCになってもいいや、と思うかもしれない。
ジェイミーと2人でも前よりは明るく生活して、ケイトは欠けているけれどもそれでも幸せな毎日に戻っていくように思える。
それを、平気な顔でやってのけそうなのがウィル・バートンというThe Escape Artist。
萌え要素方面ですが、前回までのTEAのシーンで車内にいるのを上から撮ってる場面があって、その時の鼻筋と輪郭がすげー美しかったです
あと裁判は基本的に俯きがちで美しかったり無表情美しかった
潮干狩りも服装可愛かった
辛いドラマこそ萌えポイントを探してしまうのである…癒やしのために…
今年の出演作の中では、うーん3番目ぐらいに好きなキャラだった
あんまり順序は無いんだけど敢えてつければ
1 ハーディ 2 メルシエさん 3 バートン先生 かも